2017年1月24日 (火)

「足らず講釈♯127&138」〜Rewriting of "Tarazu-Kousyaku"#127&138"

ついに百足らず様最後の講釈になりました。複雑な言い回しが少なく、リライトした箇所がこれまでで最も少なかったのではないかと思います。その中でも、平沢さんの講釈には無かった「主語」(「百足らず様は・・」「トーマス・ガレン・ヒエロニムスは・・」等)を加えた部分が何箇所かあります。日本語の言い回しとしてはくどく感じますが、翻訳した時に「主語」が変わってしまい、誰の動作なのか混乱してしまうことがあるのでは、と思ったからです。

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Rewriting

足らず講釈です。

前回の講釈からだいぶ時間が経ってしまいました。しかし、ついに、足らず数が百に達しました。今回の講釈が最終回となります。百足らず様が成されたお仕事は多岐にわたります。そのため、全てについて講釈することができないのは残念です。物理的にも不可能であり、このあたりが潮時かもしれません。

 それではさっそく講釈に入りましょう。昨年9月に寄せられた、127138の目撃報告は、関連したものであります。したがいまして、2つの報告について、一緒に講釈することにしましょう。

 では、まず、目撃報告を見てみましょう。まずは127です。

「初夏の海辺にて、主が足りていない住宅を見つけました。日の昇る時間帯になってもそこに居るはずの主がいません。そのため、百足らず様が通ったあとではないかと疑わざるを得ません。講釈をお願いいたします。」

 そして138の目撃報告です。

「石でできた電子回路なのですが、真ん中が貫通して足らず状態になっているため、うまく機能しません。これは百足らず様が通り抜けた跡なのでしょうか?」

ということであります。

 

まずここで、重要な事実をお話しする必要があります。「亀」という生物はこの世に存在しません。皆さんが「亀」と呼んでいる生物は、アカズガイの殻をまとったイグアナヤドカリです。イグアナヤドカリというと、イグアナによく似たヤドカリという印象を受けます。まるでイグアナという生物が存在するかのようです。しかしこれは間違いです。実は、イグアナという生物も存在しないという事実を併せてお伝えする必要があります。

 それはイグアナという、名称の起源に遡れば自ずと分かることです。イグアナの発祥は日本の東北地方であります。昔、東北の漁村で、あるヤドカリが発見されました。それは、他のヤドカリが見向きもしないアカズガイの死骸だけを宿にするヤドカリです。そのヤドカリは、アカズガイの空洞を見ると、その穴に一目散に向かっていく性質をもっていました。そのために、「イクアナ」と名付けられました。

 それが現地の人々に「イグアナ」と発音されることから、「イグアナ」という名称が一般化したと言われております。したがいまして、みなさんが「イグアナ」と呼んでいる生物は、まだ宿を獲得していないイグアナヤドカリです。イグアナとはその略称にすぎません。

 ここでみなさんは、「いわゆるイグアナと呼ばれる宿無しと、アカズガイの宿をまとったイグアナヤドカリでは、しっぽの長さが違うではないか。やはりイグアナはイグアナ、亀は亀だ」とご指摘されるかもしれません。そのことについて簡単に説明しておきましょう。ご覧のように、アガズガイの殻の内部には、「環状尾掛骨(かんじょうびかこつ)」、通常、「尾かけわっぱ」と呼ばれる、リング状の骨が突き出ており、イグアナヤドカリは、自分の体をアカズガイの宿に固定するために、しっぽを尾かけわっぱに巻き付けているのです。そのためイグアナヤドカリは、しっぽが短く見えるのであります。

 127の目撃報告の写真は、主が去ったのではなく、これからやって来るのを待っている状態です。それは、非常に大きなアカズガイです。背中にVIPと刻まれているので、何か重要人物と関連しているのかもしれません。イグアナヤドカリについてはのちほどまたお話しします。ここで一旦、石でできた電子回路の話に移りましょう。

 これは基礎回路として機能しているもので、専門家の間では「亀」という符丁で呼ばれています。これは専門家の間違った知識から来ています。既にみなさんは、亀はイグアナヤドカリだということを学びました。したがって正しい符丁は「イグアナヤドカリ」にならなければなりません。

 実は、この回路の中心にある欠損部にはイグアナヤドカリがはめ込まれておりました。そのために「亀」と呼ばれていました。これは基礎回路だと申し上げましたが、さらに言うならば、地球の基礎回路であります。この装置は技術の進歩と共にすさまじい勢いで縮小されてきたものです。その起源に遡れば、それは想像を絶する大きさでした。では、その第1号機をご覧ください。

 この第1号機は、まだ電気が発見される前の時代のものです。まして情報技術が存在していないため、地球を支えるにはこれほど大きな装置にならざるを得なかったのです。その後、電気の発見により、地球を支える装置は大幅に縮小されました。

 さらに次の時代には、「地球を支えるためには巨大なイグアナヤドカリは必要なく、情報としてのイグアナヤドカリで十分である」という発見に至りました。そこで、目撃報告にあるような、小さな回路に集約されたのでありました。イグアナヤドカリはこの回路の中心に置かれました。そのイグアナヤドカリを情報として巨大化する回路によって、地球を支えることに成功したのであります。

それではなぜ中心のイグアナヤドカリは消えたにも関わらず、地球が宇宙の底に転落していないのでしょうか。この点についてお話しいたしましょう。

 百足らず様は、時代や国境を越えて、活躍されております。百足らず様は、必要に応じて別の人物になりすましておられます。トーマス・ガレン・ヒエロニムスは、百足らず様がなりすました人物の一人です。トーマス・ガレン・ヒエロニムスについてお話ししましょう。トーマス・ガレン・ヒエロニムスは、自ら発明した害虫駆除の装置を使い、遠隔地の害虫を駆除することに成功しました。ある時、彼は装置の電源を入れ忘れたまま、操作していました。しかし、それにも関わらず、遠隔地の害虫が駆除されているという事件が起こりました。

 この事件をきっかけに、彼は次々と装置から部品を外してゆきました。最終的には、彼は紙に描かれた回路だけで、同じ効果が得られるという結論に達しました。その後、「多くの人が、紙に描かれたヒエロニムスの回路図で害虫を駆除した」というエピソードがあります。これがその「ヒエロニムスの回路」です。

 さて、ある日、百足らず様は、石でできた電子回路の前を通りかかりました。そして百足らず様は、その中心に拘束されているイグアナヤドカリを不憫に思って解放してやりました。そして百足らず様は懐から紙を取り出しました。百足らず様はそこに地球を支える基礎回路をお描きになり、ふたたび懐に入れました。つまり、百足らず様は、地球の基礎回路をヒエロニムスの回路化して、それを懐の中にしまったのです。-

 百足らず様はイグアナヤドカリを解放した後、地球の基礎回路を紙にお描きになっていました。その数分間の間、基礎回路は完全に停止していた状態でした。しかし、それにも係らず、その数分間の間に、地球は宇宙の底に転落しませんでした。それはなぜでしょう?その答えは古い予言書の中にありました。

 さて、皆さんに憂慮すべき問題についてお話ししなければなりません。実は、百足らず様は、石でできた電子回路から、イグアナヤドカリを解放した後、行方不明なのです。ユーロでのお仕事を終え、イグアナヤドカリを解放した後の消息がつかめないのです。百足らず様はどこに行ったのでしょうか。

 ♪♪〜

あり得るなあ...


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今回参考にさせていただいたサイトです。

http://hirasawaslyrics.edoblog.net/hyaku-tarazu-sama/足らず講釈127-%20138

またこれまでのヒラサワファンによる多言語翻訳はこちらで見ることができます。まとめありがとうございます。

https://togetter.com/li/1037305

 

 

2016年11月19日 (土)

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜忘備録〜(2)


(循環カフェ忘備録のつづき↓)

Img_0757

いよいよライブ。同じ平沢さんでもトークの時とはやはり違うと感じる。仕事をなさる平沢さんはどこか硬質な平沢さん。

 

ライブでは、たとえようもなく美しい「ロタティオン」循環バージョン、そして「電光浴」をうっとりと聴き惚れている時に、「あれ?歌詞が変わっている?・・・あ、Twhz)のあれだ!」とやっと気づく。

 

そして、トーク時に「あとで歌いますけれども・・」と自ら華麗にセットリストネタバレを披露なさっていたCHEVRONでは、会場の声を重ねての演奏だった。「前日は曲に入ってから録音したので会場の声が小さくなった。今日は事前に録音しておきます」ということで、さっそく平沢先生のご指導が。平「はいっ」我々「ふぅ〜!」

CHEVRONの演奏で流れた私たちの声は、なぜか実際より音楽的に綺麗に響き、「私たちの声」→「平沢さんの歌」のかけあい(?)が嬉しい。

 

そのあとは、馬の骨桃源郷流しそうめんタイム(→訳:平沢さんご自慢のギターのピックをファンにおみやげとしてくださった。雨樋を再構築した流しそうめん的装置を用いて)。ピックを次々と流す平沢さんを見ていてなにか既視感があった。ピックを雨樋に流す人なんて今まで見たことがあるはずない・・・。しかしすぐにピンときた。平沢さんの挙措はレーザーハープのさばき方とそっくりだった(イメージの上で)。ちょっと体をななめにしつつ、ひょいひょいと流す指もまた綺麗。私にもうすこし絵心があったら再現できるのに。

 無事おひらきのあと、会場の外で言葉を失ったファンたち(自分含む)がフワフワしていたのもまた良い思い出。

平沢さん、ケイオスユニオンのスタッフの皆様、スターパインズカフェのスタッフの皆様、お世話になりました。平沢さんのファンで本当に良かった。

 

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追記:「電光浴」に関する平沢さんのTwhz)です。↓

 

「まことにけしからんことでありますが、マスタリングも終わっているのに「電光浴」をいじってしまいました。」

 

「これで、アレンジまったく違う。歌詞、メロディー微妙に違う。ギターソロが入っている、となり「電光浴-3」といたします。まことに、けしからんのであります。」

 

「旧電光浴では、「電光」はあるがままに淡々と発光しておりましたが、「電光浴-3」では、歌詞中の「キミ」と歌われる対象と「電光」の暗黙の絆が暗示されます。」

     (2016年9月15日 tweetより)

 

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜忘備録〜(1)

GNファンクラブイベント「景観する循環カフェ」もめでたく終了し、ネタバレを気にせずコメントできるようになったので、心に浮かぶあれこれを書き留めておきたいと思います。レポートというよりも個人的な忘備録的なものです。

 

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最初にイベントの概要が出た瞬間、日程がド平日で青ざめたものの、職場のスケジュールを引っ張り出し「なんとかなる」と呪文を唱え、えいやっ!と申し込んだ。しかも地方在住なので、大変といえば大変だ。でも仕事を気にしてヒラサワイベントに行かなければ、何のための人生なのかわからない(個人的な感想です)。

 

幸いなことに第一志望の日程で参加できることになったので、前日までに仕事をなぎ倒し新幹線に飛び乗って東京に向かった。ライブまではヒラサワファンの方々と久しぶりに再会し、楽しく時間を過ごすことができた。みんんさいつも本当にいつもありがとうございます。

 

メカノにも行くことができて、店長さんの「今夜私も行きますよ」の言葉に歓喜。メカノ「平沢棚」の前でお会いしたファンの方(初対面・循環カフェ参加済み)に「何か心の準備が必要でしょうか」と尋ねると、「どっちみち死ぬので無心でいくべし」とのアドバイスをいただく(笑)。

 

噂通りの整然とした列に並び、いよいよ入場。120番台だったがところどころ座席が空いていて、1階の真ん中より後ろ側の、程よく平沢さんが見える位置に座ることができた。最前列も羨ましいが私には致死量なので、これくらいの場所でちょうどよかったと思う。

 

ミラーボールが美しいこぢんまりとしたホール。いつものライブより明るく、メモもとれそう。でもきっとトーク中はメモを取る余裕がないだろうなあ、でも忘れるのももったいないなあ・・。メモ帳を鞄から出したりしまったり出したりしまったりしているうちに時間となる。

 

ひらのんさんの「お集まりいただきありがとうございます。平日でごめんなさい」のアナウンスがあり、いよいよ平沢さんの登場。百足らず様の動画よりも前髪がすっきりとして黒服ももちろんお似合いで、無駄のないいでたち。直前にTwhz)にアップされた金石巨石群の時のお姿そのままだった。

 

質問タイムがあると聞いていたので、「こんなチャンスはこの先そうそうあるまい、なけなしの勇気をふりしぼって挙手しようか」とドキドキしていたのだが、挙手タイムになる前に事前投稿の質問を複数読んでいただき、「今日は挙手せずとも良し」の声が胸の奥で聞こえた。

 

質問タイムでは、どの質問に対しても丁寧にわかりやすくお答えくださった。そしてあろうことか時折笑顔までもが。「良い鍼灸医とは」の質問をした方が、平沢さんの回答に「ごもっともです」と返したのに対して、「ごもっともですか(笑)」と前のめりになりつつ笑ったのを150人が目撃した!

 

                    (→ライブに続く)

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜質問コーナー〜(アーシング)

これは、スピリチュアル系の話でもなく、カルト系の話でもなく。トンデモ系の話でもなく、単純に電気の話です。

(2016年2月18日のTweetより)

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土にアースを通し、人体に帯電した電気を逃しノーマルな状態に戻すというアーシング。今年2月のこの一連のtweetを見逃した方には、もしかしたら馴染みがなかったかも?今回はこのアーシングについての質問にも答えていただいた。私の質問(ノーカット版)は以下のとおり。

 

以前、Twhz)でお聞きしたアーシングのお話に興味があります。

自然の中にいると元気になることは私も日頃から体験的に感じています。

平沢さんは今も裸足で土の上を歩いていらっしゃるのでしょうか。

また、そのことによって何か心身に変化は感じますか。

(↑だから、文章が長いよ

 

今回のトークでは、ご自宅のアーシングの様子や体の変化について詳細に説明していただいた(前の記事参考)。特にハッとしたのは、「ノーマルな状態をできるだけ長く保ちたい」という平沢さんの言葉である。平沢さんがたびたび引き合いに出すヒポクラテスの「百人の名医」は、人間が本来もつ自然治癒力のことかと思うが、のちの「ホメオスタシス(恒常性)」につながるらしい。

 日々の生活で負荷をかけ続けている心や体を、本来の状態に戻すこと。そのことにより、その人がもって生まれた力を発揮することができる。そう考えて、平沢さんの驚異的な仕事ぶりに改めて深く納得する。

 

(おまけ: 実は質問の最初に「ごきげんよう」と付しておいたおかげで、平沢さんが「ごきげんよう!」と答えてくださったのが、最高に嬉しかった!)

2016年11月 5日 (土)

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜質問コーナー〜(カラオケVerについて)

景観する循環カフェの111日夜の部で、平沢曲のカラオケバージョンの質問に答えていただきました。平沢さんの回答をお聞きし腑に落ちたことがあったので、メモ程度に書き留めておきます。 

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今回、音楽に関する質問を二つ投稿した。一つめはこのブログでも以前書いた「オケ→メロディー」という楽曲を作る順序に関するものであった。もうひとつは、カラオケバージョンについて。省略なしの元の質問は以下の通りである。

 

 Q「アルバム「Ash Crow」楽しく拝聴しています。

これまでも感じていたのですが、平沢さんのカラオケ版の曲は

声入りのものと違って聞こえます。単なる「声なし」と

いうよりも、カラオケ自体がひとつの曲として完結しているように

響き、カラオケとして歌う前に曲として聞き惚れてしまいます。

そこで質問ですが、カラオケ版には声有りの楽曲とは違う何かの技が

施されているのでしょうか。」

(↑今見ると、文章長すぎるよ、わかりにくいよ・・・みんんさごめんなさい・・・)。

 

これまでもそうだったが、とりわけ「Ash Crow」の収載曲のカラオケバージョンが素晴らしく、私は歌うより前にいつも聞き惚れてしまう。声入りのものよりも打楽器や弦楽器の音が立体的に聞こえたので、もしや声入りと違う処理がされているのかと思ったのだ。

その回答は先に挙げた通り。「オケ→メロディー」という順番で作ることにより、そのオケがしっかりしたものでないと納得がいかないということ。であれば、カラオケができあがった段階ですでに完成形であることに不思議はない。平沢さんご自身は「作りすぎ」「エラい先生が聞いたらばかみたい」と仰っていたが、そういう「ばかみたいに」大げさなオケはヒラサワ曲の魅力と感じる。

ファンのレポによると、10月31日昼の部でもオーケストラについての質問があったそうだ(※)。その時の回答では、「灰よ」は「ハープ8人、ティンパニ16人必要」とのこと。通常、奏者1人が扱うティンパニは、4台から多くて5台ほど。「16台のティンパニ」という意味ならば、奏者4人がステージに上がっている計算になる。これが本当に「奏者16人×4台〜5台」という意味だったらますますとんでもないことに。16人のティンパニ奏者がステージに鎮座するコンサートを見たことがある人はいますか?


 

ヒラサワ曲は何百回聞いても、「え?こんな音入っていたんだっけ」という発見がある。カラオケバージョンがただの「声抜きカラオケ」にならず、新しい楽しみがあるのもヒラサワ曲だから。「秘密のない音楽は退屈」。これからも「ばかみたい」な曲を期待しています。

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(※)「オーケストラ」の質問の回答が収載されているファンレポのまとめはこちら。

togetter 平沢進 GREEN NERVE会員限定イベント「景観する循環カフェ」-2016/10/31(月)14:00/19:00

http://togetter.com/li/1042750


 

2016年11月 2日 (水)

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜質問コーナー〜(3)

QWorld Cell2015」の時エンドロールを見て、ピエロの声が平沢さんだったことを知り驚きました。他に、これまであまり知られていないけれども実は平沢さんが声をやっていた、というものはありますか。

A だいたいほとんどもうみなさん知っているのではないでしょうか。Gazioのイベントの神の声とか、「三界の人体地図」の老人の語り、あと猿のヨデム。百足らず様のセリフとか。だいたい老人です。私は老人が得意です(笑)。ピエロは新キャラですね。やってみたらできちゃったので採用しました。

 

Q私は基本的にはベジタリアンです。しかし「ベジタリアンです」と言うと「なにかの信仰ですか」と言われることもあります。平沢さんもこれまで周囲の理解を得られないとき、どのように対処していますか。

A最近はヴィーガンなどもだいぶ認知されるようになりましたが、まだ「宗教?」などと言われるように、理解が広まっているとは言えません。食生活というのは、その人の欲望、趣味嗜好と絡んでいるものなので、説得は無駄ですので諦めてください。ましてや人に勧めないでくだい。喧嘩になりますから。あの栄養のこういう(指で三角を描く)三角形のも最近ひっそりと変わっています。スパルタの兵士もベジタリアンですし、また現在ウェイトリフターのベジタリアンは何人もいます。これからはオリンピックのために、ベジタリアンのレストランを増やすという話もありますね。ベジレストランが増えてオリンピックが潰れればいい。ではどうすればいいのかというと、食べなければ良いのです。それで誰も気にしませんから。お酒も、飲めない人が飲み始めたら気にしないでしょう?イリュージョンを使ってください。ひょうひょうと泳いでください。もう少しの辛抱です。

 

Q私はトランスジェンダーです。今LGBTのことが世間ではよく言われていますが平沢さんはどのようにお考えですか。(質問はもっと長かったですが、詳細をメモしていませんでした。)

A えーと、みなさん「LGBT」って知ってます?(Lは・・・と説明)。 LGBTの社会運動のように、敵を作ってだれかが 悪者になるというやり方は賛成できないです。LGBTを代表しています、という人たちが代表しているとは思っていません。例えば、LGBTのためにトイレを作りましょう、ということがあったとしても、そういう人たちの中にはそのトイレを使うのが嫌な人もいるかもしれません。

トランスジェンダーで友達なのは、あんどう蒼です。あんどうさんは元気ですか?と質問にもありますが、元気だと思います。引っ越してから「ライブには行きます」と言っていたのですが、今は携帯でやりとりする感じになっています。元気なはずです。私はあんどうさんを良い友達だと思っています。向こうはどうだかわかりませんが。

 

Q平沢さんがもし女性に生まれ変わっていたらやはり音楽使いになっていましたか。

A女性独特の感性があると思うのでどうかわかりません。それに、「誰」になるのか、どんな親なのか、どこの国に生まれるのかによっても違います。私は親に反抗して音楽使いになりました。子供の頃、オルガンを弾きたかったのですが、その頃はオルガンなんて女の子のやるものだと言われ、友達の女の子のうちでオルガンを弾かせてもらっていました。親に反抗しつづけた結果、今があります。

もし女性だったらお化粧はするでしょう。考えられる限りのありとあらゆる化粧をします。もう原型をとどめないほどに。

 

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜質問コーナー〜(2)

Q鍼灸の専門誌に寄稿されたのはなぜですか。

A twitterで鍼のことを話していますので、8万人もいれば誰かひっかかる・・誰か関心を持つ人がいたのでは。専門誌なので私に何の用かと思ったのですが、話を聞くと、毎回著名人が、たとえばスポーツ選手などが書くコーナーがあったので、私は著名人ではないですが書くことにしました。私の鍼の先生はふだんは医療の雑誌などは読まないのですが、私の記事を読んで泣いたとおっしゃっていました。

 

Qカラオケ自体がひとつの曲として完結しているように聞こえます。カラオケ版には声有りの楽曲とは違う何かの技が施されているのでしょうか。

Aあれはつくり込みすぎですね。私は伴奏のオケがしっかりしていないと嫌なので、オケをしっかり作ってしまいます。声が入ると消えてしまう部分もやりすぎなところまで作ってしまいます。えらい先生から見れば「ばかじゃないの」というほどに。

 

Q「歌いやすい曲」と「歌いにくい曲」を教えてください。

A (チッ! と立派な舌打ちが入り、会場が沸く)「歌いやすい曲」は「Wi-SiWi」で、「歌いにくい曲」は「CHEVRON」です。このあとも出てきますが。声域の問題で、低い方は安定しないからです。だんだん出るようになってきたので、もうちょっと大人になったら安定するようになると思います。

 

(ここで会場から質問タイム。後ろと二階席のほうの方が指名される。)

 

Qさっき「歌いやすい曲」と「歌いにくい曲」の話がありましたが、「歌っていて気持ちいい曲」は何ですか。

A「庭師KING」です。(←理由は失念してしまいました。いいところにハマる、ということだったでしょうか)

 

Q良い鍼灸の先生の選び方を教えてください。

A大きいところはダメです。今までいろいろなところに行きました。その中で、下半身と上半身を分けて診るところがありました。そういうところはダメです。いろいろなところを見てみたらよいのではないでしょうか。

(質問者の「ごもっともです」の言葉に思わず笑う平沢さん)


                                                  →→→その3に続く

 

景観する循環カフェ(11/1夜の部)〜質問コーナー〜(1)

Img_0756_2 景観する循環カフェに行ってきました。まだ循環カフェはこれからまだ後半戦がありますので、私が参加した11月1日の夜の質問コーナーのみをまとめてみました。私の質問も採用され、平沢さんに真摯に答えていただきとてもうれしかったです。おぼろげな記憶に頼っているので、表現、話の順序など違っていると思います。参加者の皆様、追加、訂正あれば教えていただければ幸いです。

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Q下呂温泉では浴衣を着ましたか?

A 浴衣着ました。でも部屋の中だけです。部屋の外にでる時は靴を履いて、しかるべき格好をして出ました。浴衣、スリッパの格好で失礼にならないように。誰に対して失礼なのかわかりませんが。

(平沢さんの答えに対し、黙って平沢さんを見つめるひらのんさんに向かって)不服ですか?(笑)

下呂温泉にはキャバレーショーを観ました。キャバレーと言っても日本で普通イメージされるようなものではなく、宝塚のように座ってショーを観るものです。

 

Qプリウスに関してなにかエピソードはありますか。

A私は車には興味がなくて、走ればいいと思っています。以前はシトロエンに乗っていました。シトロエンはロボットみたいな変わった車で、車界のタルボです。球体の中に浮かんでいるのです。乗っていると飛行機か宇宙船の中にいるような感じがします。自分で運転しながら酔うという。ある時、高速にのっていたらボンネットから煙を噴き出しました。サスペンションもきかなくなってガツガツガツッと衝撃をモロに受けるようになってしまいました。修理するのも費用がかかるので、乗るのを諦めて売ってしまいました。そのあとは、シトロエンのエグザンティアでしたがこれがつまんない車で。

私は、車はシトロエンしか興味がないです。軽自動車でもいいと思っています。プリウスについてはあまりエピソードがないです。プリウスは嫌になるほど全く故障しないですね。

シトロエン2CV(ドゥシヴォ)のコンセプトははっきりしていて、高い車と安い車の乗り心地が違っていてはダメ、ということ。一番安い車は、鍬をもった農民が卵を車に乗せて運んでもその卵が割れない乗り心地であるようにというコンセプト。

Q twitterでおっしゃっていたアーシングに興味があります。平沢さんは今も裸足で土の上を歩いていらっしゃるのでしょうか。また、そのことによって何か心身に変化は感じますか。

Aアーシングにはあれからあまり深入りしていませんが、今もやっています。どこが変わったかというと、変わったところはありました。キーボードの下のシートにアースをひいています。以前は仕事をしていると血圧や心拍数が上がりましたが、そういうことがなくなりました。ですから、変化したことは、はっきりとありました。みなさん例えば駅で待っていて寒い時、そのまま歩いて暖かくはならないですよね。でも100歩までは寒くとも、100歩歩くとその先は暖かくなります。でも鍼の先生には、とにかく冷やすのはよくないからと怒られました。その先生が今アーシングのことを調べているみたいですが。

 

(ひらのんさん→)お家のソファーにも、緑色のこういう(ジェスチャー)・・のゴム管がありましたよね。

 

あれもそうです。最初はエアコンからとっていたのですがあまりよくなかったです。そこで、地面に釘を三本うって、そこからサッシのところからアースをひっぱってソファーのところにもってきています。座ると体の電気が地面に戻っていきます。(ひらのんさん、その仕組みを説明)

私は今病気というものをもっていないので、明らかに変わったといえないのが残念です。スタジオなどにはいると体がいっきに電気を帯びます。電気を帯びないのが普通の状態なので、体が普通の状態でいられる時間をなるべく長くしたいと思っています。

お風呂にもひいているのですが、ある時母親がお風呂のアースを抜いてしまいまして(笑)。「あ、何かある」と。

 

                         →→→その2に続く

 

 

2016年10月16日 (日)

「足らず講釈♯101」〜Rewriting of "Tarazu-Kousyaku"#101

“Tarazu-Kousyaku”♯101】(Rewriting)


それでは101番目の目撃報告にまいりましょう。

 

「地元商店街の一角で、『おはこびや出入口』というものを発見しました。扉の二カ所に『出入口』と書かれていました。しかし、足元にはコンクリートブロックが置かれています。更にスレート少々と鉄と竹の棒で封鎖されています。『出入口』としての機能を果たしているようには見えません。また、『おはこびや』という職業も謎です。なぜならば、一般の宅配便業を営んでいる形跡がなく、まして人の気配すらなかったからです。これは、百足らず様や闇足り様に縁のある某かでしょうか。講釈をお願いしたいです。」

 

ということです。「おはこびや」というのは、「通常世界」と「Sモデル地区」を繋ぐ、唯一の交通機関です。それはエアシューターのステーションなのです。これは1/8に縮小された人々が、「通常世界」と「Sモデル地区」との行き来を可能にするためのサービスとして、民間企業によって運営されているものです。1/8に縮小された人々の専用サービスですから、通常の人間のための出入口は存在しません。

 

~♪ ~♪ 

 

おや?

聞こえたでしょうか?タイミング良く、アラートが鳴りました。誰かが「Sモデル地区」から到着するようです。百聞は一見にしかず。到着の様子をご覧いただきましょう。 

 

ご覧いただいたように、ここにある竹筒がエアシューターです。 実はこの移動手段があるために、ある事件が起こりました。或る1/8サイズになった少女がいました。或る時、彼女はこのエアシューターを使って通常世界を訪れました。その時彼女は、或る通常サイズの男性に恋をしてしまいました。

 

少女は思いを遂げるために、「自分も通常サイズに戻りたい」と思いました。しかし、1/8計画では、元のサイズに戻ることが禁止されております。しかし少女は「なんとしても思いを遂げたい。しかし自分のサイズは彼に相応しくない。」と、自分の身が足りないことに悩みました。少女は毎日のように「ああ、身を足らしたい。ああ、身を足らしたい」と、譫言のように囁いておりました。

 

それを見た父親は、自分の娘を不憫に思いました。大富豪の父親は、役人と各チェック機関に巨大な賄賂を払いました。そして、自分の娘が通常サイズに戻り、「身を足らす」ことを見逃してもらうことにしました。


これが「みたらし談合事件」です。 この事件は、後に「Sモデル地区」で大きな社会問題となりました。

 

最後にもう一つ。すでにお気づきのように、こちらに波形のスレートが見えております。このスレートは、先ほどの「地浸ませ壺」の所にもありました。実は、この波形スレートと竹筒は「Sモデル地区」のシンボルです。「Sモデル地区」の各区画の入口には、このような旗が立っております。 < S-13 >

 

この波形スレートは「通常世界」でもあちこちで見かけますが、そのほとんどは「おはこびや」の看板だと思って間違いありません。そこで皆さんにお願いです。「みたらし談合事件」のような出来事が二度と起こらないようにしてください。若い男性や女性は、波形のスレートを見たら、そこに近づかないようにしてください。

 

 

以上で今回の講釈を終わります。ごきげんよう。 

「足らず講釈♯112」〜Rewriting of "Tarazu-Kousyaku"#112

“Tarazu-Kousyaku”♯112】(Rewriting)

今回の足らず講釈は、これまでの中でも日本語の構造がシンプルで、リライトする必要がないのでは?と思うほどでした。一文の長さが比較的短く、平沢さんの言葉をぶつ切りにしなくてすむので、リライトする方としても心が痛まなくて済んだのがありがたいです(笑)。

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足らず講釈です。

 

今回は、八月に投稿された101番と112番の目撃報告に対する講釈です。まず、101番の目撃報告に対する講釈をする前に、112番の目撃報告を理解する必要があります。したがって、そちらを先に講釈いたしましょう。

 

それでは、112番の目撃報告です。

 

「近所を散策していたら、サボテンを発見しました。そのサボテンは明らかにやる気が足りませんでした。これは、百足らず様が通ったからでしょうか。」

 

ということですが、まず、これはサボテンではありません。ましてや、「やる気がない」は大変な勘違いです。実際はやる気満々です。それでは、「このサボテンのように見えるものは何か」というと、これは「この家のご主人」であります。

 

これを理解する前に、まず「Sモデル地区」と「地浸ませ壺」について知っておく必要があります。「Sモデル地区」とは、「1/8計画」が実施される区域であります。「1/8計画」は、1964年に「ウルトラQ」というドキュメンタリー番組で紹介された国家的なプロジェクトです。ちなみにこの番組は現在も動画投稿サイトなどで観ることができます。

(テロップ 注:ウルトラQはドキュメンタリーではありません)

 

「1/8計画」とは、「人間のサイズを1/8にする」という計画です。この計画は、「人間のサイズを1/8にすると、食糧や資源、土地の広さが相対的に8倍になる」という考えに基づいています。もちろんこれは百足らず様の仕業です。

 

それは食糧、資源、領土が足りないという考え方ではありません。「食糧や資源や領土に対して人間のサイズと欲望が足りすぎている」という逆転的な発想が基礎となっています。

 

食糧や資源が足りていないという考察がある一方で、人々は足りすぎる生活を止める気配もありません。また、地球劇場では、資源や領土の略奪に余念のない輩が、未だに大きな権力を持っています。この地球劇場において、百足らず様がその人間の強欲を巧妙に利用して実施したのが、この「1/8計画」であります。

 

 この「Sモデル地区」では、労働の義務と納税の義務が免除されます。教育、医療、住宅は無料で、しかもベーシックインカムまであるため、財力も充分に得られます。多くの人は、「これで8倍の物が所有でき、多大な自由時間と自由なお金が得られる」と勘違いしました。そのために、応募が殺到したようです。目撃報告にある写真は、この家のご主人が、「地浸ませ壺」に入っているところです。

 

「地浸ませ壺」というのは、「Sモデル地区」に移住するために、人間の体を最適化するプロセスのための道具です。「Sモデル地区」では「1/8計画」が実施されています。

 

「地浸ませ壺」は、使用開始時にはこの8倍の大きさがあります。中には特殊な溶液を染み込ませた土が入っており、大人の人間が楽にその土に入ることができる大きさです。 「地浸ませ壺」とその中の人間は、一週間の間に1/8の大きさに縮んでいきます。それと同時に、大地から直接栄養分を吸収できるように、体のシステムが変容していきます。

 

これによって「Sモデル地区」では、食料生産を省略することができ、人々は地面から体へと、養分を直接染み込ませることができるようになります。そのため、この壺は「地浸ませ壺」と呼ばれています。ちなみにこの「地浸む」という言葉は、後に縮むとなり、物事のサイズが縮小されるという意味の言葉として使われるようになりました。

 

この写真はちょうどご主人が「地浸ませ壺」に入って一週間目に撮られたものです。ちなみに二週間後にはこうなります(画像)。

 

「地浸ませ壺」に入った人間は、最初の一週間で外見が植物のようになりますが、場所の移動以外は身体機能にほとんど制限はありません。このご主人はやる気がないどころか、実は猛烈に仕事をしているところです。それは、この壺の裏側を見れば分かります。これが壺の裏側であります(画像)。

 

さて、ご主人が「地浸ませ壺」に入って二週間が経つ頃には、ご主人は次第に元の姿を取り戻し、ご主人はこのような姿になります。さらに二週間で、体は地面に埋まるだけで、自ら養分を吸収することができるようになります。そこで、ついに壺を離れて、念願の「Sモデル地区」への移住になります。

 

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