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2017年10月 8日 (日)

「第9曼荼羅東京公演」感想

 Img_1114_5 平沢さんのtwitterのフォロワー9万人達成記念ライブ「第9曼荼羅東京公演」が、2017105日(木)〜7日(土)に東京新木場の”STUDIO COAST”で開催されました。私は大阪、東京を通して全日参加し、「00001」から「90000」に至るまでを直に目撃することができました。なんという幸せでしょう。この余韻の中で、雑多ではありますが今回の東京公演の感想を記しておきます。

 

 今回は初日と2日目が平日開催となり、「さすがに全日は行けないかもしれない・・」と久しぶりに青ざめたが、今回ももてる力をすべて出し切って万難を排し、おかげさまで全日参加することができた。行くまでは多少キツくても、ライブに行けば100万倍になって返ってくるのがわかっているから。

 

初日の105日は、なんと仕事着のままの直行で、「来れただけ儲けもん」と思い、欲張らずに1階の後ろ下手側での参戦。それにしても今回の出囃子は本当にかっこいい。【edge9というタイトルらしいが、”edge”とは境界線を切り裂くカッターのことだろうか?【e】はなに?「会」かな?とにかく何かが始まるワクワク感が大好き。

 

大阪の時は下手側と上手側に分かれていた「会人」のSSHOTAZZが、下手側に位置。お二方のパフォーマンスが日に日にパワーアップしていくのが面白い。次に上領さんのご登場。ステージを横切る凛とした姿に、明らかに会場の空気が変わる。息をのむほど美しい!

 

そして大阪同様MANDALA-MINOをまとった平沢さん。白い。やっぱりかっこいい。オープニングは大阪の初日と同じ「サイボーグ」だった。今回のライブの選曲は「Archetype Engine」「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」「パレード」「サイボーグ」「Aurora3」など、ドラムが映える濃い曲が多く、個人的には大好きな路線だ。

 

大阪のときと違うのは、曲の途中でドラム側の青いライトが回転し、打数を表示していたカウントモニターに「打数M増設」という文字が現れ、32小節のドラロソロが加わるということ。初めて見たときは「Mとはなに?Mandala?はたまたMagic?もしやMystery?」などと思ったが、2日目にメモリアルカードの動画がモニターに流され、「モジュール」だったことを思い出した。この動画何度も見ていたはずなのになあ。それにしても面白い。平沢さん、客を楽しませることにかけて本当に天才だ。

 

そのほか初日でちょっとびっくりしたのは、アンコール前の平沢さんのMCだった。上領さんがお色直し(物販のカットソーにお着替え)する間の場つなぎの意味もあっただろうが、「しゃべりすぎまして・・・」などとご本人がおっしゃるほど、近年のライブでこんなにたくさん滔々と(しかも楽しそうに!)平沢さんがしゃべるの見たことない。会人&上領マジックか? 

 

2日目の106日は、初日と違って「Aurora3」でのオープニング。初日よりもやや前の下手でみることができたためか、この日は平沢さんのレーザーハープさばきに目を奪われた。大阪公演の時も感じたが、ますます動きがかっこよくなっている気がする。そして、同じ曲でも演奏する日によって動きが違う。Twhz)によるとレーザーハープの構造が何やら改善されたらしいので、進化の途中なのだろうか?

 

上領さんのドラム、2日目も最高。しかしあまりの力強いプレイの連続に上領さんが倒れたらどうしよう、と見ている側としては心配になったが、2日目はメモリアルカードの動画が途中で流れ、さりげなく上領さんブレイクタイムが設けられていてちょっと安心。

 

そしてこの日最後のMCでは、なんと上領さんのことを「ワタル」と呼べというお達しが・・!そ、そんな、恐れ多いこと・・!相手は千手観音様なのに!(でも呼んだ)。

 

そしていよいよやってきた最終日の107日。ライブ中は画像のみだったTwhz)だが、前回のWorld Cell2015の時と同様、朝9時頃に「第9曼荼羅最終日うんぬん・・」とのTwhz)があった。このTwhz)により、しみじみと楽日と実感する。

 

この日は3日間のうち一番良い番数で、3列目ほどに位置することができた。大阪の初日が最前列であり、最初と最後に良い場所で観られることに感謝。会場のライトが消えていよいよ始まるという時に、観客の「おおおおおお・・・」という歓声がうねるように後ろから前になだれ混んできたのを感じた。今日は皆9万打を見届けようと気合が入っている・・! 

 

オープニングは「サイボーグ」かAurora3と思っていたのに、予想だにしない「Archetype Engine」でまず驚いた。続く「サイボーグ」「灰よ」で会場は大盛り上がりで、「このままいったら心臓がもたない・・!」と本気で思った。

 

ノリノリの「Wi-SiWi」、力強くも優雅なドラムソロからの「Siam lights」、みんな大好き「Adios」、やっぱりかっこいい「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」などなど。「ホログラムを登る男」は要所要所にトムの音が入ってオリジナルとはまた違った魅力。そして忘れられない「トビラ島」・・・。曲をおうごとに打数が伸び、ついに8万打数を超え、今思えばアンコール前最後の曲の「Aurora3」。ギターの先につけたカメラを意識してか、平沢さんのデストロイがひときわデストロイしており、何度も回転する平沢さん。のりのりすぎて途中で歌いそびれるほどだったがこちらにしてみれば出血大サービス。しかし、打数がまだ90000には足りない!どうなる?!・・・と、そこで始まった上領さんのドラムソロに会場は大熱狂。しかも平沢さんが「もっと応援しろ」と手で煽るので失神する人が出るんじゃないかという騒ぎになる。大拍手と「ワタル」コールの中、ついに上領さんは見事なストロークとともに私たちに「90000」の数字を見せてくれた。まさしく「祈るなら今は願いは叶うと」。

平沢さんも会人さんたちも拍手、そしてそこでの「さすが元P-MODEL」という平沢さんのセリフは伝説になりそう。

 

最後のアンコール「鉄切り歌」で今回5回目の「だんだん切れ」を歌いながら「もうすぐ終わるんだなあ・・」という切なさと満足感が胸をよぎる。いつも思うことだが、今回の平沢さんが今までで最高だった。たぶんこれからもライブのたびにそう思うのではという予感がする。

 

近年平沢さんは、ほかのアーティストの方々と共演することが多くなった。そこには私たちの知りえない様々な理由があるのだろう。ひとりでPhononライブをしていた時のことを、「ひとりでやっているのでどれも図が同じになってしまう」ということを仰っていたと記憶する。(2555で荒木さんのティンパニを入れたときも、ライブの「図が同じ」にならないようにという理由もあったのかな?)それはともかく、今回のライブのように、平沢さんが上領さん、会人さんたちとの共演を楽しんでいるのを見ると、こちらまで嬉しくて幸せな気持ちになる。そしてこれもいつも思うこと。ヒラサワファンは本当に幸せ者だ。


追記 : 9万打達成直後に公開された楽曲「第9曼荼羅」が逆再生すると面白いという噂をTLで見かけた。現在のところ、自分で逆再生するワザをもっていないのでその楽しみはあとでとっておくが、この曲を聴くと9万打達成直後のホールで流れたときの光景が蘇る。平沢さんはじめ演者が姿を消し、それまでの歓声や興奮も静まり、シーンとした中で響き渡る「第9曼荼羅」。【edge9のように、「和」「アジア」の雰囲気をもち、今まで平沢さんの曲ではあまりなかった感じ(「百足らず様」を除いて)。初めて聴いたとそのときに、ふと「解放」という言葉が浮かんだ。おお・・・かっこいい・・。まやかしの威光を打ち砕くための9曼荼羅ライブ、見事達成!

 

 そのあとのアンコールが「現象の花の秘密」「鉄切り歌」という本来のキミとして生きよという曲(私の勝手な解釈だが)が続くのが素敵。このあとすぐに迫り来る10万人に、平沢さんがどのように立ち向かうのか(10曼荼羅ライブでもこちらは全然問題ないです)とても楽しみ。

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