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2019年8月 7日 (水)

Fuji Rock2019〜「平沢進+会人(EJIN)〜会然TREK(夏)」〜感想

「Fuji Rock 2019」3日目の7月28日(日)に行ってきました。一番のおめあては「平沢進+会人(EJIN)〜会然TREK(夏)」。ライブの再配信は見逃してしまったので細部は他のファンにお任せし、自分が体験したことを、記憶が生々しいうちに書き留めておきます。RED MARQUEEにて、平沢進+会人の出番は20時〜21時。

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<ライブ前>

一つ前のCHONのステージ時よりレッドマーキー外で待機。CHONはインストゥルメンタルのバンドでなかなかよく、自分の体力温存を優先して入り口付近で鑑賞したが、本当は前方スタンディングで聴きたいところだった。

18時50分頃に入れ替えがあり、「いよいよオレたちの出番」的な高揚が満ち満ちていた他のファンたちとともに進入し中央よりやや前に位置。

 

20時のライブ開始までの1時間強の待ち時間。早速スタッフによる機材チェック等が始まった。リハーサルに平沢さんが出てこないのは全くもって予想通りとして、レーザーハーブとテスラコイルが運び込まれるところを目撃できるなんて珍しい!嬉しい!少なくとも私は初めて見た(「東京異次弦空洞」を除く)。照明が変わったりスクリーンに松村さんが映し出されたりするたびに歓声が上がり、みんなやる気まんまん。準備中にスタッフの方が一瞬「中●さんが・・・」とかポロっとおっしゃったが、お客は皆大人の対応をしていた(笑)。さすが皆さま訓練されています。

 

途中、「前が詰まっているのでもう少し後ろにつめてください」との声がかかり、ちょっと理性を取り戻した?(いや理性などとっくにない?)ような気がしたが、あのテンションのままではどうなっていたことやら。

少し蒸してきたとはいえ、側面上部が解放されているレッドマーキーは外の空気を感じる心地よさがある。さてライトが変わりいよいよ本番・・・!

 

<ライブ>

ほとんどがイントロ当てクイズだった。そして驚きの連続!つまり、フジロック用にアレンジし直されている曲が多く、聞き慣れたフレーズが出てきてやっと「この曲だったかあ!」ということしばし。以下、セットリスト・・・いや「曲順」です。

 

  1.TOWN-0 PHASE-5

  2.Archetype Engine

  3.フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ

  4. 聖馬蹄形惑星の大詐欺師

  5.アディオス

  6. アヴァター・アローン

  7.夢見る機械

  8.ジャングルベッドI ?

  9.PV予告曲?

10.Nurse Cafe 

11.オーロラ(1〜3のどれでもないもの)

12.白虎野

13.回路OFF回路ON(アンコール)

 

ファンの間ではライブ前からオープニング曲予想で盛り上がっていたが、まさかのド定番「TOWN-0 PHASE-5」とは。私は逆に驚いた。バカコーラス「ラーララッララー♪」は当然大合唱になったが、続く「Archetype Engine」「フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ」「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」・・・これらみんな「ファンの合いの手前提」という曲ばかりではないか!ファンが気持ちよく盛り上がれる曲の大サービス。憧れの 「フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ」の手拍子、「夢見る機械」のエントロピーを初めてやった!(嬉)という新規ファンもけっこういただろう。と同時に、平沢ファンが幾多の困難を超えて苗場に集結することを少しも疑わないセットリストに胸が熱くなる。

 

中でも、最も驚いたのが「ジャングルベッドI 」(←正式なタイトルはナゾ)だった。リアルタイムでP-MODELのライブに行っていた往年のファンにしてみれば「久しぶり!」だったであろうが、ありがちな「懐かしい!」にならないところが平沢さんのすごいところ。フジロックで歌詞つきの「ジャングルベッドI 」を聴けるとは誰が予想したであろうか。常に進化し続ける平沢さんらしい。そして、リアルタイムでP-MODELを知っている層も知らない層も、仲良く「HO!」で盛り上がり、「ジャングルベッドI 」が新たな一歩を踏み出した(大げさ)。

 

進化し続けるといえば、レーザーハープ付きの「フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ」もたいそう面白かった。 手さばきで観客を興奮の渦に巻き込む、今の平沢さんでなければできないフルヘッヘンド(盛り上がり)。

アンコール前最後の「白虎野」は、現地に来られなかった海外ファン、平沢さんのことはあまり知らなくとも、これなら耳にしたことがあるという通りすがりの人たちも含め、ファンには最高の締めであったと思う。

 

これまでの平沢さんのこれまでのライブは1時間30分ぐらいの長さであり、通常ならば緩急さまざまな曲を織り交ぜてひとつの世界が作り上げられる。それが今回の1時間という中でどのようなライブになるのか楽しみであったが、ずっとライブを見続けてきたファンとっては、平沢さんの怪しさ・神々しさ・禍々しさ増し増しのとにかく楽しいライブ、初めての方々にとってはこれまで見たこともない衝撃のライブ。いずれにしても、あのレッドマーキーの1時間の中で、ひとつの世界が見事に作り出されていたと思う。何が起こるかわからない一回きりのライブであっても、会人のTAZZとSSHOの安定した伴走に安心させられる。これからも「会然ライブ」は続きそうな気配があるのでまた楽しみにしていよう。

 

当日の配信のほうが平沢さんたちの動きもアップでとらえられ、音のバランスも良かったと聞く。しかし現地で、ひとしきり降る外の雨の気配を感じながら「アディオス」の「清廉の雨〜♪」を浴びることのできる感動も捨てがたい。もともとインドア系なので野外フェスに来るなど自分でも想像もしていなかった。またひとつ平沢さんに新しい扉を開いてもらった。 さて、今回のために揃えてしまった登山用ひとセット、このあとどうしましょう(笑)。

 

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補足 *

その1

後日平沢さんご本人から、フジロック版「ジャングル・ベッド」は、「ジャングル・ベッド1.5」であることが通達されました。

そして12月12日の「ミュージックサイトMiKiKi」のインタビューにて、この「ジャングル・ベッド1.5」が、慣れないフェスに遥々やってきた古くからのファンへの「手土産」だったということが発覚。感激しかり。ましてやリアルタイムでこの曲を聴いていたファンの方々はなおさらと推察します。

その2

Tw(hz)によって、平沢さんの宿泊したホテルが私が泊まったホテルと判明し、やや動揺しております。出くわさなくてよかったです。命拾いしました笑

 

 

 

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